AI査定で分かる家、分からない家

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2025.07.03

AI査定で分かる家、分からない家

日常業務の主流となりつつあるAIですが、不動産の売却査定にも多く使われております。弊社も活用しているのですが、その効果は物件によって異なります。例えば、中古マンションなどの事例が豊富で、査定のポイントが築年数や床面積、部屋の方位や間取りなど限られている場合はかなり正確な査定が可能です。一方、中古戸建で横浜市内の物件ではその精度はまだまだ不正確な印象があります。というのも戸建物件は世の中に一件しか存在せず、まったく同一条件で比較することができないからです。特に横浜市のように山坂が多い地位ですと、道路や隣地と高低差が結構あり、それを支えている擁壁の種類や状態などによっても金額が変わってきます。その他戸建は道路の種類や幅員、道路と接している間口によっても変わります。例えば幅員が3メートルの道路でも車の通行ができるかどうかで金額は大幅に変わります。さらに地域によっては車の止めれられる台数によっても値段は変わります。これらをAIが判定するのは現段階では難しいですし、そのため査定額が不正確となります。いずれにしても、正確な査定額をしりたいのであれば訪問査定をお勧めします。

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