家を売る時によくある質問のひとつに建物を解体してから売った方が良いのかがあります。建物の築年数が古く、中古戸建としては売れそうにありません。一般的な売却の場合はたとえ古く住むことが難しい物件でも、現況のまま解体せずに売却した方が良いです。理由としては、解体して更地になると固定資産税の支払いが、建物がある状態と比べて4～5倍高くなること。また、解体費の支払いが売却前に必要となり、経済的に負担となります。今すぐにでも壊れかけていて、近隣に影響を及ぼす恐れがあれば別ですが。少し特殊な例として、解体してから売った方が税金が安くなるケースもあります。それは親御さんが一人で住んでいた家を相続した場合です。